5/31(木)19:30より御茶ノ水デジタルハリウッド大学で開催予定の第11回 ホロス2050 未来会議「第11章 21世紀の知の行方/QUESTIONING(疑問を生んでいく)」(チケットのご購入はこちらから→ https://holos2050-1711.peatix.com/ )まであと一週間となりました。
ゲストは、国立情報学研究所コンテンツ科学研究系教授の高野明彦さんと、世界200カ国以上で累計3000万ダウンロードを突破した人気のスマートフォン日記アプリ「瞬間日記」をはじめ各種AI(機械学習)サービスを提供しているウタゴエ株式会社代表取締役社長の園田智也さんです。
2月に発売され、今話題となっている『AI vs. 教科書が読めない子供たち』(東洋経済新報社)を執筆した新井紀子さんは、ゲストの高野明彦さんと同じく国立情報学研究所で社会共有知研究センター長・教授を務めています。
この本が警鐘を発しているのは、AIが発達するのはいいけど、教科書を読めない子供たちを量産している今の教育を改革しないと大変になる、ということで、最近、新井紀子さんは、ロジカルシンキングができない大人たちの問題も深刻だとおっしゃっているとのこと。
まさに今、私たちが真っ先に考えなければならないことは、やれ、どんな新しいITが出てきたとか、どんなITが儲かりそうかということではなく、人間自身が、自分で考え判断できる、きちんと物事についtQUESTIONINGできるようにならないと大変な未来社会、ディストピアがやってくるぞ、という問題です。
第11回 ホロス2050 未来会議では、ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』第11章 QUESTIONING」において、「価値を生み出す原動力は、答えの確かさ」から「質問の不確かさ」へと移行している」「質問を生み出すことを助けるテクノロジーは、もっと価値のあるものになる」と述べているのはどういうことなのか? 参加者の皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。
なお、昨年5月から12回シリーズで開催してきたホロス2050未来会議も、6/14(木)開催予定の第12回ホロス2050未来会議「第12章 ホロス2050のまとめ/BEGINNING」(チケットのご購入はこちらから→ https://holos2050-1712.peatix.com/ )で最終回を迎えます。ゲストは、『<インターネット>の次に来るもの』の編集を担当された松島倫明さんです。これまでのホロス2050未来会議を振り返りながら、ホロス2050未来会議として、未来社会へ向けての提言をしていきたいと考えています。こちらも、ご関心のある方はぜひご参加ください。