ホロス2050 未来会議⑨
第9章 VRとウェアラブル/INTERACTING
モバイルの次に破壊的変化をもたらすプラットフォームがVRで、まさに今訪れようとしている
2018年2月15日(木)19:00より御茶ノ水デジタルハリウッド大学において、第9回 ホロス2050 未来会議「第9章 VRとウェアラブル/INTERACTING(インタラクションしていく)」を開催します。ゲストに、「ポケモンGO」開発プロジェクトの立ち上げに関わったNiantic, Inc.アジア統括本部長 兼 エグゼクティブプロデューサーの川島優志さんと、世界的に著名なCGアーティストの河口洋一郎さんをお迎えし、さらに杉山知之デジタルハリウッド大学学長にも加わっていただいて、「INTERACTING(インタラクションしていく)」とはどういうことなのかを深掘りしていきます。ディスカッション・テーマは、「モバイルの次に破壊的変化をもたらすプラットフォームがVRで、まさに今訪れようとしている」です。ケヴィン・ケリーは『<インターネット>の次に来るもの』第9章 INTERACTING」において、「パソコン、モバイルの次に破壊的変化をもたらすプラットフォームはVRである」ときっぱり断言していますが、それはどういうことなのか。そして、「テクノロジーの未来は、かなりの部分、新しいインタラクションをどう発見していくかにかかっている」と述べていますが、それはどういうことなのか。参加者の皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。
川島優志
Niantic, Inc. アジア統括本部長 兼 エグゼクティブプロデューサー 2007年、Googleにウェブマスターとして入社。日本人として世界で初めてGoogleホリデーロゴをデザイン。2013年、当時Googleの社内スタートアップであったNiantic LabsにUX/Visual Designerとして参画、Ingressのビジュアル及びUXデザインを担当。2015年10月のNiantic, Inc.設立と同時に、アジア統括本部長に就任し、現在はエグゼクティブプロデューサーも兼任する。『ポケモン GO』では、開発プロジェクトの立ち上げを担当した。
河口洋一郎
種子島生まれ。1998年より東京大学大学院教授。1975年より自己組織化する「グロース・モデル」に始まり、8K超高精細CG映像制作、深海宇宙の進化生命体の大型モニュメント、ロボティックに反応する情感的立体造形の創出に尽力。文化庁メディア芸術祭/ファウンダー、初代総合審査委員長。ヴェネツィア・ビエンナーレ’95日本館代表作家。2010年ACM SIGGRAPH国際大会ディスティングイッシュト・アーティスト・アワードを受章。2013年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。同年紫綬褒章受章。
杉山知之
デジタルハリウッド大学学長。日本大学理工学部建築学科卒業、大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手となり、コンピューターシミュレーションによる建築音響設計を手がける。代表作にBunkamuraオーチャードホール・コクーンホール、名古屋総合体育館、京都府民ホールなど多数。その後、MITメディア・ラボ客員研究員、国際メディア研究財団準備事務所・主任研究員、日本大学短期大学専任講師を経てデジタルハリウッドを設立。著書『クール・ジャパン世界が買いたがる日本』(祥伝社)など多数。
服部桂
ジャーナリスト、翻訳者。1951年生まれ。1978年に朝日新聞に入社。米MITメディアラボ客員研究員、科学部を経て、『ASAHIパソコン』副編集長、『PASO編集長』などを歴任。『<インターネット>の次に来るもの』他、翻訳書、著書多数。「ホロス2050」発起人のひとり。
高木利弘
株式会社クリエイシオン代表取締役。1955年生まれ。1986年、日本で最初のMacintosh専門誌『MACワールド日本版』を創刊。1987年、『MACLIFE』を創刊。代表的な著書には、『The History of Jobs & Apple』『ジョブズ伝説』などがある。「ホロス2050」発起人のひとり。
日時:
2018年2月15日(木)19:00~21:00(受付開始 18:45)21:00〜21:30 懇親会
場所:
御茶ノ水 デジタルハリウッド大学駿河台キャンパス 3F(アクセス)
料金:
一般
前売り 4,000円(Peatix) 当日 4,500円(受付)
学生
前売り 1,000円(Peatix) 当日 1,500円(受付)
個人会員
年会費 50,000円(Peatix)
特典:
1)全12回未来会議への参加 & アーカイブ映像・レポートの閲覧ができる
2)未来会議に「ホロス2050 会員」として主体的に参加できる
3)先進的な「ホロス2050 実験プロジェクト」に参加できる、他
法人会員
年会費 108.000円(消費税込み) 2名まで(Peatixまたは申込書によりお申込みください)
特典:
1)全12回未来会議への参加 & アーカイブ映像・レポートの閲覧ができる
2)未来会議に「ホロス2050 会員」として主体的に参加できる
3)先進的な「ホロス2050 実験プロジェクト」に参加できる、他
※「ホロス2050」では、ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』の12のキーワードで予言した様々な未来技術を、実験プロジェクトという形で実現していきたいと考えています。こうした「ホロス2050」の趣旨に賛同し、応援したい、一緒に活動していきたいと思われる方は、個人会員/法人会員のお申込みをしてください。
お問合せ:
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ホロス2050とは?
「ホロス2050」は、ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』(服部桂 訳/NHK出版)の中で予測した未来社会「ホロス」が2050年にどうなっているかを皆で予測し、皆で一緒によりよい未来社会を創造していこうという「未来・予測・創造・プロジェクト」です。2017年5月より月1、2回のペースで年12回、「ケヴィン・ケリーの12章」と題した未来会議を開催していきます。ケヴィン・ケリーをはじめ国内外のヴィジョナリーを招聘し、その知見を共有しながら、「ホロス」実現に向けたミッションをひとつひとつ具体化していきます。
テーマは「2050年のホロスはディストピアか? ユートピアか?」
参加者の皆さんと一緒に、SF映画「ホロス2050」共同製作の実現を目指します。
■未来会議「ケヴィン・ケリーの12章」
第1章 ホロス2050とは?/BECOMING(なっていく) 2017.5.11開催
第2章 人工知能の現在/COGNIFYING(認知化していく) 2017.6.2開催
第3章 コンテンツ産業の変容/FLOWING(流れていく) 2017.7.18開催
第4章 グーテンベルクの終焉/SCREENING(画面で読んでいく) 2017.9.8開催
第5章 所有権よりアクセス権/ACCESING(アクセスしていく) 2017.10.17開催
第6章 ポストマネー、ポスト近代/SHARING(共有していく) 2017.11.30開催
第7章 情報過多時代の人生論/FILTERING(フィルターしていく)2017.12.14開催
第8章 さよならシリコンバレー新ビジネス/REMIXING(リミックスしていく)
第9章 VRとウェアラブル/INTERACTING(インタラクションしていく)
第10章 監視社会とプライバシー/TRACKING(追跡していく)
第11章 21世紀の知の行方/QUESTIONING(疑問を生んでいく)
第12章 ホロス2050のまとめ/BEGINNING(始まっていく)
※2017年5月から月1、2回のペースで開催
発起人:服部桂、高木利弘、橋本大也 Senior Maverick:ケヴィン・ケリー
協賛:デジタルハリウッド大学・大学院