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ホロス2050宣言

2017年、私たちは「ホロス 2050(Holos 2050)」を立ち上げます。
「ホロス」とは、『WIRED』創刊編集長のケヴィン・ケリーがその著『<インターネット>の次に来るもの』(NHK出版)の中で次のように予言した「未来社会」のことです。
私たちが生きているのは「この惑星の住人が互いにリンクし、初めてひとつのとても大きなものになった時代」の始まりである。やがて「地球全体が、全人類の集合的知能と全マシンの集合的行動が結び付いたもの”=ホロス(Holos)」になる未来がやってくるであろう。
「ホロス」は、ただ単に待っていれば自然と出来上がってくるというようなものではありません。世界中の人々が、英知を結集し弛まぬ努力を続けることによって初めて実現するのです。「ホロス 2050」は、21世紀の折り返し点である2050年に「ホロス」が一体どのような形で、どこまで実現しているのか、あるいは実現していないのか、可能なかぎり精緻に予測するとともに、過去を謙虚に振り返り、現在を冷静に見据えることによって、よりよい未来社会の創造に向けて、一歩、一歩、課題解決をしてゆく「未来・予測・創造・プロジェクト」です。ケヴィン・ケリーは、「ホロス」を考える手がかりとして12のキーワードを挙げました。「ホロス 2050」では、活動の第一弾として、この12のキーワードに対応する12回の講演会「ケヴィン・ケリーの12章」を開催します。講演会では、この「未来・予測・創造・プロジェクト」に賛同する有志の皆さんとともに、ケヴィン・ケリーをはじめ国内外のヴィジョナリーを招聘し、その知見を共有しながら、「ホロス」実現に向けたミッションをひとつひとつ具体化していきます。
テーマは、「2050年のホロスはディストピアか? ユートピアか?」。
参加者の皆さんと一緒に、SF映画「ホロス2050」の共同製作を目指します。
また、幅広く協賛企業・団体・個人を募り、その協賛金を基に、オンライン、オフラインを駆使して、「ホロス」実現に向けた実験的プロジェクトを立ち上げるとともに、調査、研究、啓発活動を展開していきます。

 

2017年4月1日
【発起人】 服部桂 高木利弘 橋本大也
【Senior Maverick】ケヴィン・ケリー
【協賛】デジタルハリウッド大学・大学院
ホロス2050事務局

 

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